京都からすま和田クリニック 和田洋巳の相談室

がん専門医の和田洋巳が40年近くのがん治療の経験で感じた「がんが住みにくい体づくり」について書いていきます。そのほか興味深いがんの症例やがんを防ぐ基礎知識など。

患者さんに優しいがん治療

現在、がんは二人に一人がかかるともいわれています。
日本の平均寿命が伸びたことや、食生活が欧米化していることからも、
今後がんにかかる方はますます増えてくると考えられます。

これから、

  • がんとはどういう病気なのか
  • がんを防ぐことはできるのか
  • 防ぐためにはどのようにすればよいのか
  • もしがんになったならどのような治療を受ければよいのか

ということについてこのブログで書いていこうと思います。


がんの再発を防ぐには

私は京都大学在職中、自分が手術を手がけた肺がん患者さんの再発率が高かったため、
肺がんの再発を防ぐためにさまざまな方法を模索しました。

いくつもの方法を試すうちに、がんの再発率を下げることに関して、
かなりの確信が持てるようになってきました。


その手応えをさらに深め、実践するために、自分のクリニックを開きました。
開院して2年間で470人の新しい患者さんにお目にかかりました。
そのうち8割が進行がんの患者さんです。


がんの治療は、一般に非常につらく苦しいと思われていますが、
私のがん治療は患者さんに優しいというのがキーワードです。

苦しくないがん治療
が私の治療です。