植物ミネラル（フルボ酸）で分子標的薬の副作用が軽減・消失した。

分子標的薬の副作用は出た方が有効であると言われているが実際には患者に多くの負担を強いている。これら分子標的薬による副作用を当院受診の方はフルボ酸溶液（植物ミネラル）を少量摂ることで改善・消失している。

YY 64歳・男性・肺癌(腺癌)術後　大腸癌術後　肝転移　緑膿菌肺炎
肺癌にて2008年に手術を受けた。2009年末に人間ドックで便潜血があり腸ファイバーを受けＳ状結腸から直腸にかけたところで２ｃｍ大の癌を指摘され2010年１月に腹腔鏡下手術を受けた。リンパ節転移もないと言われた。2010年６月初めに腫瘍マーカーがＣＥＡ１３．５に上がり武田の画像センターで２０数個の肝転移を指摘された。ＦＯＬＦＯＸ＋Ａvastinを２週に１回受けた。８回は受けた。　それから肺炎を来し緑膿菌であった。３回ぐらい繰り返した。　クラビット、ゼリナックを服用した。２０１１年２月に副鼻腔炎がありそれの嚥下性肺炎として鼻の手術を受けた。結局肝転移は改善せず2011年10月緩和ケアーを勧められ当院受診した。K-RAS野生型なのでこちらから依頼して２０１２年１月から２−３週間隔でパニツムマブ投与を開始した。同時にＴＳ−１　２０ｍｇ/日 内服各週服用を併用した。これにより口唇、顔面、両手指、爪周囲に皮疹が生じ不快感が強かった。そのため『フルボ酸溶液（植物ミネラル）』を一日に40-60CC摂る事を進めたところほぼ皮疹は耐えうる範囲まで消滅してきた。２月初めのCEAが1550有ったが３月末には39.8に低下し肝転移巣は縮小消失しつつある。

HA 63歳　女性 肺癌（腺癌）術後再発　
12年前に胃がん手術を受けた。2007年３月　左下葉切除。ｐＴ２N1M0 (#11,10+)、　ＥＧＦＲ　変異あり。術後補助療法（再発予防のため）カルボプラチン＋パクリタキセルを半年受けた。2009年嗄声出現し縦隔リンパ節再発を指摘された。2009年８月イレッサ服用開始するも半年後には病状進行して中止となった。2010年４月から半年間　シスプラチン＋ナベルビン投与を受けた。2010年８月残存肺に再発。2010年10月から　カルボプラチン＋アリムタ投与受けるも無効。2011年５月に右側縦隔に照射を受けている。３０回。2011年３月　腫瘍マーカー（シフラ）急上昇にてタルセバに変更。タルセバひどい皮膚炎・口内炎でQOlがきわめて低下した。　顔面・頭部に強い潰瘍性の皮疹が出た。　転移病巣は増大してきた。副作用軽減のため来院し『フルボ酸溶液（植物ミネラル）』を一日に40CC摂る事を進めたところほぼ皮疹は耐えうる範囲まで消滅してきた。その後食事指導を勧め再発部位に2012年１月　低位放射線治療を受け完全に消失した。

MJ 72歳　女性　肺癌術後肺内多発再発　
イレッサ服用でひどい粘膜・皮膚炎が生じる。　2007年６月右上葉切除切。2008年年右下葉部分切除　甲状腺腫瘍（これは経過観察中）。2009年年４月右中葉切除。2009年４月右下葉に肺癌と思われる磨りガラス様病巣（ＧＧＯ）を５-６か所あると指摘された。今年３月２８日受信したところＣＥＡが１３．７と上昇していることを指摘された。右下葉にもあると言われた。ＥＧＦＲ変異（＋）で有ったが2011年１月よりイレッサ服用開始となった。　肺野の結節性病変の改善は認めたがイレッサの激しい副作用で食事がほとんど摂れなくなった。近所の人のすすめで植物ミネラル・フルボ酸を飲んだところ副作用は完全に消失した。イレッサ服用は継続できている。

KK 64歳女性　乳癌術後、大腸癌術後多発肝転移　大腸癌肺転移・右上腕骨転移。　
2007年11月　大腸癌で結腸切除術。2008年８月　乳癌で右乳房温存手術。2009年3月大腸癌による転移性右肺腫瘍で部分切除術。その後、多発肺転移・右上腕骨転移を来たした。右上腕骨は放射線治療を受け軽快した。その後肺転移が増大しCEAが約500に上昇した。大腸癌K-RASが野生型であったのでパニツムマブ（ベクティビックス）投与を CPT11、5FU，併用で受けた。植物ミネラルを飲用してベクティビックス投与を受けたため皮疹は軽度であった。

UK　76歳女性　肺癌、肝、脳転移　　　
9年前(2003年）に右下切を肺腺癌で受けている。2011年３月に右胸痛を来で精査を受け右縦隔リンパ節（中葉付け根）と複数個の肺内転移を認め、イレッサを毎日服用してほぼきれいになっている。イレッサを服用以来　強い皮膚が生じ特両手掌の水疱が生じ見ず仕事など家事ができにくかった。ひと月前からイレッサの副作用が消えてきた。両手掌に出ていた水疱が10日前から出なくなった。ひと月前から植物ミネラルを服用しだした。